講義はありません(実習を進めていくためのポイント講義)
短い作品を使って、人前で話すための声の出し方と声に表情を出していきます。
ビジュアルハンド、ジェスチュアのトレーニングで、話す内容だけでなく身体でも表現していくトレーニングをします。
1、人前で自分の気持ちを伝えるための共有化トレーニング
起承転結という話を組み立てなければというと形式が先にくる。そうすると話したいと思う気持ちがどこかに行ってしまい文章だけで話す話し方になります。形式にとらわれ文章だけで話しても自分の気持ちを表現して人に伝えることはできないと思います。話し方を文章で考えるのではなく、これを話したいと思う自分の気持ちをとらえて話すことを意識すれば、自然に気持ちから出た言葉で話せるようになります。
スピーチトレーニングでは、短い作品で声と身体で気持ちを表現する感覚を練習します。
2、人前でも一人ひとりと対話するように話す
話し方上達の目的を「上手に話す」ことから「伝える」ことに変えると人前で話す事が楽しくなると思います。
上手に話そう!と思うとどうしても形式的なスピーチ口調で話してしまいます。よし!伝えたい!わかってもらいたい!が目的のスピーチは普段自分が話している普通の言い方で対話する様に一人ひとりに向き合って話すので、聞き手も安心して受けとめる事ができる。
スピーチトレーニングでは、少人数でしっかり対話の感覚をトレーニングします。
3、会話を共有するためにも
自分の存在を消して人に合わせていくコミュニケーションは、形式的で堅苦しい会話です。人に合わせていくしんどさがどうしても出てきます。スピーチトレーニングをすることで、自分の得意な表現力とまた少し枠を超えた自分の表現力を体験することで、お仕事の場やプライベートにおいても自分を前に気持ちを出しやすくなり、自然な雰囲気で相手と会話を共有できます。