話し方を文章で考えていませんか
説得力を持つのは文章ではなく『話し方』です

H氏49歳 普段は気軽に話す人なんですが、5人の前で話すといいカッコする。それが10人、20人、30人と人数が増えるほどに人が変わったように別人になる

H氏49歳さんは、大勢の人の前で話すとなると、普段の自分と違っていなくてはならないという考えから抜けることができません。それは別人になって話しているのと同じ。鎧をまとっているかように、かまえて話す、又サイズの合わない洋服を着ている時ってどこか落ち着かないですね、このような状態で話している時は自分ではない誰か他の人が話しているのと同じです。決して話の内容で嘘をついているわけではありませんが、別人になって話しているということは嘘をついているのと同じではないでしょうか。これでは人に伝える事は難しいと思います。


聴いた人がわからいない?という現象が起こります

日本話し方スクールで行う共有化トレーニングの考え方と実習の効果で、人前で話す緊張を乗り越え、普段友達と話している時の様な自分らしい感覚で人前でも話すことができる様になります「頭の中の文章を思い出しながら話す」から「自分らしく気持ちのまま話す」に変われます



1、人前で自分の気持ちを伝えるための共有化トレーニング
起承転結という話を組み立てなければというと形式が先にくる。そうすると話したいと思う気持ちがどこかに行ってしまい文章だけで話す話し方になります。形式にとらわれ文章だけで話しても自分の気持ちを表現して人に伝えることはできないと思います。話し方を文章で考えるのではなく、これを話したいと思う自分の気持ちをとらえて話すことを意識すれば、自然に気持ちから出た言葉で話せるようになります。

2、人前でも一人ひとりと対話するように話す
話し方上達の目的を「上手に話す」ことから「伝える」ことに変えると人前で話す事が楽しくなると思います。
上手に話そう!と思うとどうしても形式的なスピーチ口調で話してしまいます。よし!伝えたい!わかってもらいたい!が目的のスピーチは普段自分が話している普通の言い方で対話する様に一人ひとりに向き合って話すので、聴き手も安心して受けとめる事ができる。

3、会話を共有するためにも
自分の存在を消して人に合わせていくコミュニケーションは、形式的で堅苦しい会話です。人に合わせていく苦しささがどうしても出てきます。スピーチトレーニングをすることで、自分の得意な表現力とまた少し枠を超えた自分の表現力を体験することで、お仕事の場やプライベートにおいても自分を前に気持ちを出しやすくなり、自然な雰囲気で相手と会話を共有できます。